白いお米になるまで
こんにちは、やっちゃんの夫さんです。
今日はお米の精米について記事を書こうと思います。
みなさんが普段スーパーなどで購入されているお米は精米した白米なんです。
お米は収穫してからいくつかの工程を経て白米になります。
田んぼの稲の穂先にお米の実が実ります。この実を籾(モミ)と呼びます。
そして、稲穂から籾を取り出す工程を脱穀(ダッコク)と言います。
もみ殻はとても固いのでこの状態ではまだ食べられません。
次に、籾の外側にある硬いもみがらを取り除いたものを玄米と呼び
そして、籾を玄米にする工程を籾摺り(モミスリ)と言います。
この状態になると、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で栄養価の高い健康食として食べることができます。
但し、自然農法や減農薬以外で作った玄米の表面には残留農薬が多く残って
注意が必要です。
玄米の外側にある糠(ヌカ)層を削って取り除ことを精米
精米したお米は糠や胚芽を除去することで白くなるので白米と言い
白米だとふっくらとして食べやすいのですが、当然栄養価もさがってしまいます。
そこで、精米の際に糠や胚芽を全部取らずに少し残して精米度合いを変えたお米を分づ
き米と言い、3分づき、5分づき、7分づきなどと表し数字が大きいほど白米に近くな
ります。
うちはだいたい7分づきで食べています。
玄米から削り取った糠は畑の肥料にしたり、ぬか漬けのぬか床などに利用できます。
うちのお米は無肥料無農薬で安全ですから。
ところで、精米したお米の賞味期限はどれくらいなのでしょうか?
お米は生鮮食品と同じです。お米は籾や玄米の状態で適切に保管す
できますが、お米は精米したときから酸化が始まり食味が落ちてき
くなってしまいます。
お米は気温が高くなる春から夏にかけては精米後1ヶ月以内、秋か
月以内を目安に食べきるのがおすすめです。さらに美味しく食べる
週間程度がベストだそうです。
最近、自宅で手軽に精米ができる商品が家庭電化製品のお店に沢山並んでいるのを見ま
した。食べる直前に、必要なだけ、好みの精米度合いで食べられるし、白米をちょこち
ょこ買わなくても玄米の状態で購入すればある程度長くストックしておけるメリットが
ありますね。